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一夜をともに

 
大人の階段のぼる・・・その後。






前回←の続きです。

好きだと告白し、振られることもなく付き合うだとかもなく
ただそのまま7時間も一緒に過ごした杏菜と荒井さん。

あまり酒に強くないふたりが居酒屋からBARへとはしごし、
さらにもう一軒行こうとしている。
(ちなみに杏菜と荒井さんは、社内では飲まない人種だと思われている)

まだまだ寒さ厳しい2月の深夜。
杏菜は自転車を押して歩いていたけど素手ではとてもいられないほど。
30分ぐらい、ゆっくりと歩きながら次の店を探した。
都会ってほど都会でもないので、深夜でも営業している店なんて
あるのかもわからなかった。
やがて歩いているうちにBARの看板を見つける。
営業時間は翌朝5時まで。その時間までいるかどうかは別として、
またしばらく一緒に過ごせる場所を見つけた。

マンションの一室のような店内に入り、席に通される。
何を注文したかも話の内容もやっぱり覚えてないけど、
直径40~50センチの丸テーブルに向き合って座ってたから
距離が縮まったように感じた。

そしてやっぱり閉店の時間までそのBARで過ごした。
でも、時間はまだ早朝5時。
荒井さんが帰るための電車の始発はあと3時間ぐらい。
2月の早朝5時。 まだあたりは暗い。
帰ろうってなって、杏菜の自転車を押しながら駅へと向かう。
終電も終わり、始発もまだ走っていない駅はシャッターが閉まっていた。
「今日はありがとうございました」
でお別れするはずなのに・・・
ロータリーの向こうに見えるは、24時間営業のファーストフード店。
荒井 「ちょっとコーヒーでも飲んでいきましょうか」
荒井さんからの誘いは嬉しくて、荒井さんと居れることが嬉しくて、
もちろん杏菜は断るはずもない。
荒井 「二人で乗ったほうが早くないですか?」
杏菜 「えっ?」
荒井 「俺、前乗りますよ」
杏菜 「いいですよ!私が前に乗りますから、荒井さん後ろ乗ってくださいよ」
荒井 「いいですって。一応俺、男なんですから」
杏菜 「・・・・・じゃぁ・・・お願いします」

そう言われてしまっては、杏菜は引くしかなかった。
けど、自分の自転車なのに、荒井さんが前で運転していて
杏菜は久しぶりに自転車の後ろに乗った。
嬉しい時間。前には大好きなひと。
拒否されてしまうことを恐れて、抱きつくことはできなかった。
でも充分だった。とても幸せな時間だった。
しばらくして、荒井さんがあることに気付く。
荒井 「あれっ!?マックってこっちじゃなかったっけ??」

実は杏菜、気付いていた。
本来左に曲がらなければいけない所を、荒井さんは右に曲がった。
それでもあえて言わなかった。その時間を壊したくなくて。
杏菜 「だって荒井さん、マックは後ろですよ?」
荒井 「えっ!?・・・・うそ?  えっ!?!?」
杏菜 「さっき左に行かなきゃいけないとこ、ためらいなく右に行くから・・・
   違う行き先があるのかと思ってそのままにしておいたんですけど・・」

荒井 「言ってよ!!俺普通にこっちに来ちゃったじゃん!」
杏菜 「笑・ちょっと迂回したってことで♪運転手さんにお任せします♪」

ブラブラ歩いているときに通った道を、今度は自転車に二人乗りして通る。
同じ景色が、違う景色に感じた。
目的地であるマックの数十メートル手前に、"ネットカフェ"の文字。
そこのネットカフェは荒井さんがよく利用する店ではないらしく、
「こんなとこにもあるんだ~」 と荒井さんは言っていた。
マックに向かっていたはずのふたりは、ネットカフェへと入っていった。
更新が滞ったので、罪滅ぼしとして早めに書き上げました。
けれどもまた次回に続きます。 次回で3部作完結編です。



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by 杏菜  at 19:50 |  杏菜と荒井さん |  comment (4)  |  trackback (0)  |  page top ↑
Comments

友さん

そうなんですそうなんです!!
疲れとか本当に関係なくて、むしろこのときはすごく緊張していたんですけど・・・(笑
でも、一緒に過ごせる時間がとても楽しくてしかたなかったです☆

初心を忘れてはいけないですね・・。
どんどん欲張りになってしまったり、勝手に沈んだりしてしまうので・・・・。


リンクの件、ありがとうございました!!
この"裏"ブログでリンクさんができるとは思ってもいなかったので
すごく嬉しかったです。
これからもよろしくお願いします☆☆
by 杏菜 2008/05/20 01:01  URL [ 編集 ]

M...さん

じれったい・・・ですか?(笑
今にして思えば、はたから見るとじれったいのかも知れませんね・

でも当時は、とても大切な時間なのでした。
by 杏菜 2008/05/20 00:56  URL [ 編集 ]

No title

i-175んーi-175
いいないいなw
なんか、疲れとかそんなの関係なくって一緒にいる時間が大切で
仕方ない感じ、
伝わってきました!

そういう気持ち忘れないように
しなくっちゃ!とも思いました。


あと、杏菜さんリンクさせてもらっていいですかね?
都合悪かったら言ってください!
by 友 2008/05/19 01:26  URL [ 編集 ]

ふむふむ(´・ω・`)
そんな一晩を過ごしたんですね!!
じれったいような…学生時代の淡い純粋さを感じるような…

懐かしい感覚です(笑)
by M... 2008/05/18 22:02  URL [ 編集 ]
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